611のピースウォークのメッセージありがとうございました。

611ピースウォーク鎌倉『SING FOR LOVE』にて
仙台、東北からのメッセージのスピーチを読んでいただきました。
仙台からの素敵な!メッセージは高橋さんに書いていただきました。

2011年3月11日、その日を境に私たちの目の前に広がるこの世界の姿は、何もかも変わってしまいました。
それまでのごく当たり前であった安穏とした生活は、もうありません。
今まで経験したことのない困難が、次々に押し寄せてきています。
私たちはどれだけの試練に耐えていかねばならないのでしょう。しかしこのような困難の中にあって、何が大事で何が大事でないかが、はっきりと見えてきた
事は幸いなことでした。
子どもたちは“希望”です。私たちが住むこの世界の“希望”そのものです。子どもたちの光り輝く未来を、強い意志で思い描くことを、私たちは決して放棄
してはなりません。
子どもたちの未来を守りたい。そのために子どもたちの“いま現在”を全力で守りたい。思いを行動に変えていく勇気を持ち続けていきたい。そう思っていま
す。
東北は、人々が人間以外の生命とともに冬の寒さに耐え、春の到来を喜び、土の恵み・水の恵みに感謝をし、互いが互いを思いやる暮らしの中で、つくり上げ
てきた風土があります。そのしなやかな強さと優しさをもって、きっと私たちは光の差し込むほうへ、1歩1歩あゆんでいけると信じます。
2011年3月11日、「あの日から変わったんだね」と、いつの日か、子どもたちが明るく話せる日が来ますように……。

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(鎌倉のわたなべみやこさんからのメッセージが届きました。)

『SING FOR LOVE』を終えて
お手紙をくださった皆様へ。

こんにちは。

611のイベントのためにお手紙をくださり、ありがとうございました。
昨日、無事に『SING FOR LOVE』のイベントを行いました。

こどもたちや地元の歌手、ゴスペルの歌声が響く、幸せな時間でした。
鎌倉はあいにくの雨でしたが、多くの人が会場に足を運んでくださいました。
みなさんからのお手紙は、歌の合間に読ませていただきました。
歌の力で穏やかになった会場のみなさんの心に、きっと深く届いただろうと思います。

14:46前から神父さんにお言葉をいただき、黙祷をしました。

震災から3ヶ月、関東南部の私たちには震災は少し‘遠いこと’になっていたかもしれません。
この時期にこのようなイベントができたことは、とても意味があったと思っています。
みなさんの貴重な体験、想いを少しでも共有させてもらったこと、それは、私たちもしっかりと語り継いでいかないといけないことです。
それが、「未来にも歌うよろこびがつづくこと」にも繋がっていくのだと思います。

そんな想いを胸に、しっかり前を向いていこうと思います。
ありがとうございました。

わたなべみやこ